地直しと裁断、印付けについて書きます。
〈地直し〉
布を購入したら裁断の前に、地直しをします。
地直しとは、布が縮むのを防いだり、歪みを直すために、一度水に通してアイロンをかける作業のことです。
いろんなやり方がありますが、わたしが普段している方法は以下の記事に書いています。
参考記事→地直しについて
〈裁断〉
裁断の図を参考にして、布に型紙を配置します。
型紙は待ち針で布に固定します(紙の上から布まで刺して留めます)。
型紙に沿って、裁ちばさみで布を切っていきます。
合い印があるときは縫い代に5mm程度の切れ込みをいれます。
参考記事→合い印の付け方
また、接着芯が必要なときは、接着芯の裁断も行います。布と同じように型紙を当てて裁断します。
〈接着芯を貼る〉
接着芯は片側に糊がついていて、アイロンの熱で布に接着します。
布の裏側と、接着芯の糊の面(ザラザラしている面)を合わせ、当て布をしてアイロンで上から10秒程押さえます(滑らせないこと!)。
アイロンの温度は140℃くらいです。アイロンを少しずつずらしながら全体を接着させます。
YouTubeで「接着芯 貼り方」を調べると動画があります。一度動画で見てみることをおすすめします。
〈出来上がり線を印す〉
裁断が終わったら、布に出来上がり線をつけます。チャコペーパーとルレットを使うのが便利です。
(縫い代分を把握して、きっちり裁断していれば、この工程は省いてもいいです。)
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布と型紙の間にチャコペーパーを敷いて、ルレットで出来上がり線をなぞって、布に写します。
このとき、布の裏側にチャコがつくようにします。