『yanのてづくり手帖』の管理人yanです。
今回は自己紹介をしてみたいと思います。
プロフィール
1991年生まれ。田舎でも都会でもない町で家族とのんびり暮らしています。
17歳くらいの頃から独学で服作りを始め、その後、服飾の学校へ通いました。
そして卒業後にブログ『yanのてづくり手帖』を始め、主に服の作り方や無料型紙をWEB上に公開しています。
本とラジオ
洋裁以外の趣味は読書とラジオです。
本は吉本ばななさん、川上弘美さん、小川洋子さんの小説をよく読みます。
ラジオは『おぎやはぎのメガネびいき』などTBSラジオの芸人さんの番組が大好きです。
音楽
学生時代のわたしのアイドルは椎名林檎さんで、東京事変に熱中していました。東京事変をきっかけに邦ロックを聴くようになり、いろんなライブにもよく行っていました。
今も椎名林檎さんは大好きですが、最近はもう少し落ち着いた音楽も好きになり、青葉市子さんなどよく聴きます。
インドア派です
あとは友達に手紙を書いたり、手紙が届いたりすることが暮らしの中の嬉しいことです。こんな時代に、文通してくれる友達がいて本当に嬉しい。
そしておいしいトーストと珈琲があればご機嫌です。
服作りについて
高校生で服作りを始めたきっかけが、どうも思い出せないんですよね。「気付いたら縫っていた」という感じでして…。
祖母も母も趣味で服作りをしていて、家にミシンや糸や布の山があり、洋裁本も普通に転がっていたので、とても自然な流れだったと思います。
高校生のころにもう、服を何十着も縫っていました。服作りを学んでいけば、自分でも何か人の役に立てるようになるのではないか…という思いから服飾の学校へ進学しました。
服飾学生時代
それまでわたしはガリ勉タイプで、自分の『センス』に自信がありませんでした。周りの学生のおしゃれさ、絵の上手さに圧倒されていました。
その学校では、繊維の性質や布の組織、歴史や人間工学、製図法や色彩学など…服飾について総合的に勉強することができました。
その他にも服の縫製だけでなく、染めたり、編んだり、織ったり、革のカバン作りや、くつ作りなど…その学校で本当にたくさんの経験と知識を得ることができました。
また、センスに自信がなかったからこそ、美術館やおしゃれなお店へ行ったりして、だんだんとデザインやアートも大好きになりました(センスはまだまだ、精進したいです)。
日常の中の【普段着】が好き
服飾の学校なので、華やかな一大イベントとしてファッションショーがありました。
でもわたし、ファッションショーがなんだか苦手でした。
デザイン画やファッションショーで登場する不思議な造形の服の数々…
「あんな固そうな服、着心地悪いだろうな…あんな素材では洗濯できないよな…」と思っていました。もちろんそういう作品は人々に感動をもたらしたり、ファッションやアートを革新していくために必要なものだとはわかっています。
でもわたし自身が好きで作っていきたいものは、あくまで【日常の中にあるもの】だということを自覚していきました。
yanのてづくり手帖について
『yanのてづくり手帖』は日常生活に馴染むものづくりを提案しています。
服の無料型紙や作り方だけでなく、おすすめの生地やコーディネートなどについても書いています。
サイトは基本的にわたし一人で作っています。着用画像さえもセルフタイマーを使って一人で撮っています。最近では縫製を祖母や母に手伝ってもらうこともあります。身近に縫製ができる人がいて本当に有難いです。
おおらかに楽しめる服作り
学校に通って自分で型紙を作るようになり「意外と単純な線で服が作れるぞ!」ということに気づきました。
ちょっとくらいずれても歪んでも大丈夫、気楽におおらかに、縫うことが楽しいと思えるような型紙を『yanのてづくり手帖』では提案していきたいと思っています。
また【美しいハイセンスな人】だけに似合うものではなく【普通に暮らしている様々な体型の人】に似合うようなものを作るよう心掛けています。
情報を共有したい
たくさんの方々に型紙を使ってもらえるようになり、心から嬉しく思っています。
ぜひ、みなさんと情報を共有したいです。
例えば
「身長152cmなので丈を◯◯cm、幅を◯◯cm短くしてちょうどよかったです」
「このお店のこの生地を使ったら素敵でした!」
というような実際に作った人の情報は、多くの人の役に立ちます。
『みなさんの作品』へのご応募、そしてInstagramのタグ付け(#yanのてづくり手帖)よろしくお願いいたします。
アレンジ方法や、布の選び方など、みなさんの手によってアイディアが広がるのは、とても豊かなことだと思うのです。
最後に…
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
いろいろ書きましたが、このサイトは誰かのため…というより「こんな型紙思い付いたよ!ね、ちょっとみてみて♪」というような気持ちで発表しているような気もします。
いつもみてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
今後も誰かがちょっとみてくれて、共感などしていただけたら、わたしは幸せです。
それでは、また!