服の作り方 ②布を用意する

布や副資材について書きます。

〈ニットと布帛〉

Tシャツのような伸縮性のある布を「ニット」といいます。ニットは糸を編んで作られています。
また、糸を織って作られた布を「布帛(ふはく)」といいます。
ニットは縫うのが少し難しいので、初心者さんは布帛を選ぶのをおすすめします。

〈服作りに適した布は?〉

布帛の中にもブロード、シーチング、オックスフォード、デニム、サテン、コーデュロイなど、いろいろな種類があります。さらに綿、麻、ポリエステルなど繊維の種類で分類することもできます。

服作りに適した布はどれか?というと、一概にコレ!とは答えられません。

自分で触れてみて、肌触りが良く、着てもいいなと思えるものを選ぶといいと思います。

使った布の種類を覚えておいて、だんだんと布の特徴を覚えていくといいと思います。

〈布の幅〉

布の幅にはシングルとダブルの2種類あります。

例えば、「シングル幅で2.5m」というように、必要な幅と長さをメモして買いに行きましょう。

〈布の買い方〉

多くの手芸店では、布は切り売りの形式で販売されています。値段は「1mあたり○○○円」というように表示されていることが多いです。
布を選んだらレジで店員さんに必要な分量を伝えて、切ってもらい、会計をします。

参考記事→布選びに失敗しないコツ

〈ネットショップ〉

実物を見て選ぶ方がいいですが、ネットショップもじっくりと選ぶことができるので私は利用しています。

参考記事→おすすめ*布の通販・ネットショップ

〈副資材〉

布を買うときに必要な副資材も同時に購入します。

・糸→普通地であれば60番のミシン糸を選びます。布の色に合わせて糸の色を選びます。
濃い色の布のときは、布よりすこし濃いめの糸を、淡い色の布には、布よりすこし薄い色の糸を選ぶと縫い目が目立ちにくいです。

・接着芯→接着芯は、部分的に布の裏側にアイロンの熱で貼るものです。
服のシルエットをきれいにする、布が伸びるのを防ぐ、布の補強などの働きがあります。
使用する布の厚さや用途に合わせて、接着芯の厚さや色を選びます。(例えば、薄い布には薄い接着芯を選びます。色は白か黒が多いですが、たいていは白を使います。)


バイリーン接着芯 ふつうタイプ
↑このようにパッケージされているものの他に、手芸店などでは布と同じように切り売り販売されています。

次は→③裁断する
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2018-01-02