紅茶染めの方法について書きます。
ここに書いた分量や時間は目安としてお考えください。
染まる性質の布であれば、テキトーにやっても大丈夫です。塩やみょうばんが無くてもだいたい染まります。
水の量も、温度も、時間も、様子を見ながら調整してください。
材料
・布
おすすめは
綿、麻、ウール、絹、ナイロン
★アセテート、ポリエステルは染まらないか、うっすら染まる程度
・染色液
布の重さの50倍の水に染料を煮出す
→布が10gなら水は500ml
・染料
紅茶の茶葉
目安として水500mlにつきティーバッグ1~2個
・媒染液(焼きみょうばん)
焼きみょうばん2g~10gを1リットルの温水(50℃)に入れる
★みょうばんではなく食塩を使う場合
布の重さの10%の塩を染色液に入れる
染め方
①鍋に水と紅茶を入れて火にかけ、沸騰後火を弱めて10分程度煮る。茶葉を取り出し、少し冷ます(70~90℃)。
②水に濡らして絞った布を①に浸し、30分置く。むらにならないように時々かきまぜる。
③布を媒染液に浸し10分間置く。
④染まり具合を見て、薄い場合は②③を繰り返す。
⑤水で洗って絞る(洗濯機で脱水してもOK)。乾かす。
紅茶染め覚え書き
・ウール、絹、ナイロンは濃く染まり、綿、麻アクリルはやや薄いですがよく染まります。次いでレーヨンがもう少し薄く、アセテート、ポリエステルはほとんど染まらないかうっすら染まる程度になります。
★詳しくは↓こちらの記事を!
布の種類による紅茶染めの色の違い
・布の種類と紅茶の種類によって、色の印象が大分違います。黄みよりのベージュになることもあれば、ほとんどピンクのようなピンクベージュになることもあります。