今回は作った服の作品写真の撮り方について書きます。
SNSや自分の記録のためなど、作品の写真を残しておきたい!という人は多いと思います。わたしもまだまだ修行中ですが、このブログを運営しながら気づいたこと、写真上手な皆さんを見て学んだことをまとめました。
方法①平置き
作品を床に置いて上から撮影する方法です。
背景を用意する
フローリングでも良いですが、白いカーペットやシーツなど背景としてきれいに見えるものがあると素敵な写真になります。背景用に敷く布を購入しておくのも良いですね。色は白やベージュ、グレーがおすすめです。
Aラインを意識する
作品を置くときは「Aライン」を意識します。
例えば直線ブラウスをそのまま広げるとこんな感じ。
これをAラインにするとこうなります。
Aラインのほうがかわいいと思うのですがいかがでしょうか。これは好みの問題かもしれませんね。
部分的に撮影する
服の全体像を撮ろうとすると、広いスペースが必要になり、高いところから撮影しなければなりません。例えばブラウスなら上半分だけ…とように撮影すると、スペースはそれほど使わないので楽です。
ドライフラワーを小物として使うこともおすすめです。写真が華やかになります。
方法②ハンガーで吊り下げる
ハンガーで吊り下げて撮る方法です。
フックを用意する
ハンガーを吊り下げるためのフックを用意します。わたしは撮影しやすい壁の中央上にフックを取り付けています。
普段はそこにドライフラワーを吊り下げています。
壁に取り付けるのが難しいときは、クローゼットやドアに引っ掛けて使うドアハンガーがおすすめです。
撫で肩ハンガーを使う
ハンガーの形状はとても大切です。普通のハンガーよりも撫で肩のもののほうが断然かわいい写真を撮ることができます。
わたしは針金ハンガーをぐにゃりと曲げて撫で肩にし、細く切った布を巻き付けたものを使っています。
連結させてコーディネートを撮る
ハンガーを2本連結させるとトップスとボトムスのコーディネートを撮影することができます。
紐を輪にして引っ掛けることで2本のハンガーをつなげます。
紐はちょうどいい長さ(ハンガーにもよりますが、25cmくらい)になるように結んで輪にして使います。
Aラインになるようテープで固定
ハンガーで吊り下げるときも、スカートやワンピースならAラインになるように撮るほうがかわいいです。
わたしはガムテープを服と壁の間に仕込んでいます。やんわり貼るようにします(壁から取り外ししやすくするため)。
方法③トルソー(ボディ)に着せる
服屋さんなどによくあるトルソー(ボディ)があると写真が撮りやすいです。
トルソーを用意する
トルソーには洋裁用のものとディスプレイ用のものがあります。本格的なドーピング(立体裁断)をするのでなければディスプレイ用の安いものでも十分だと思います。手芸店やネットなどで購入することができます。
わたしはリサイクルショップで中古のものを購入しました。リサイクルショップで探してみるのも良いと思います。
白い壁の前で撮る
トルソーで撮影するときもやはり白い壁の前で、余白を多めにとって撮影します。
方法④着用画像
自分、もしくは人に着てもらって人を撮影する方法です。
撮影空間をあけておく
着用画像でも大切なのは、背景です。わたしの家は写真撮影用に、人物が入って正方形にトリミングできる範囲だけ、家具を置かないように空間をあけています。
セルフタイマー
セルフタイマーを使うと一人でも撮影することができます。スツールの上などにスマートフォンを立たせ、セルフタイマー(10秒)で撮影します。
手帳型タイプのスマホカバーはスタンドできるので便利です。一人で撮影して、確認して…という作業が面倒ではありますが、一人で心行くまでこっそり作業できるのは利点です。
人に撮ってもらう
自分を撮ってもらう、もしくは人に着てもらって自分が撮る方法です。服のシルエットなどを確認しながら撮影できます。撮影場所と撮影位置を確立しておくと撮影を人に頼みやすいですね。
わたしはカメラ位置にマスキングテープを貼っておいて、いつもその地点から撮影するようにしています。
頭の上に余白を作る
着用画像でも余白が多いほうがきれいに見えます。
とくに着用画像は頭の上に余白があるとおしゃれに見えると思います。
Aラインを見せるポージング
着用画像はワンピースやスカートの横を手で持って広げるのが簡単です。
まとめ
作品写真の撮影方法について書きました。どの撮影方法にも共通するコツは「白い背景・余白多め・Aライン」だと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
わたしももっと上達するよう精進して参りたいと思います。
長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
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いつもありがとうございます。それでは、また!